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歯科コラム

インプラントと歯周病の関係しぶや歯科医院|富士見市鶴瀬駅の歯科・歯医者|しぶや歯科医院|駐車場完備

インプラントと歯周病の関係

― 歯周病があってもインプラントはできる?よくある疑問をまとめました ―

「歯周病があると言われたけど、インプラントは無理なの?」

「インプラントを入れたあと、歯周病みたいになることはある?」

インプラント治療を考え始めた患者さんから、歯周病との関係についての質問はとても多く寄せられます。

ここでは、実際の診療現場でよくある疑問を中心に、すべてFAQ形式・番号付きで分かりやすく整理します。


インプラントと歯周病に関するよくある質問(FAQ)

【質問①】歯周病があってもインプラントはできますか?

歯周病の状態によっては可能な場合もあります。

歯周病があるからといって、必ずインプラントができないわけではありません。

ただし、歯ぐきに強い炎症がある状態のままインプラントを行うことは、一般的にはおすすめされません。

まずは歯周病治療を行い、インプラントを支える環境を整えることが重要になります。


【質問②】なぜ歯周病があるとインプラントに影響するのですか?

インプラントは、骨と歯ぐきの健康によって支えられる治療だからです。

歯周病が進行すると、

・歯ぐきの炎症

・歯を支える骨の減少

が起こりやすくなります。

この状態では、インプラントが安定しにくくなる可能性があります。


【質問③】歯周病を治さずにインプラントをするとどうなりますか?

インプラント周囲炎のリスクが高くなります。

インプラントは虫歯にはなりませんが、

歯ぐきの炎症が起こることがあります。これを

**インプラント周囲炎(インプラントの周囲で起こる歯周病のような炎症)**と呼びます。

進行すると、インプラントを支える骨が減り、

最終的にはインプラントの安定に影響することもあります。


【質問④】インプラント周囲炎は普通の歯周病と同じですか?

似ている点はありますが、同じ病気ではありません。

原因はどちらも細菌による炎症ですが、

インプラントは天然の歯と比べて、炎症に対する防御構造が弱いとされています。

そのため、進行が早いケースもあり、早期発見がとても重要です。


【質問⑤】歯周病治療をしてから、どれくらいでインプラントができますか?

歯周病の進行度によって大きく異なります。

・軽度の場合:比較的短期間で次のステップに進めることもあります

・中等度以上の場合:数か月かけて歯周病治療を行うことがあります

大切なのは、

「早く入れること」よりも

**「長く安心して使える状態を作ること」**です。


【質問⑥】歯がすでに抜けていても、歯周病治療は必要ですか?

必要になるケースは多いです。

歯が抜けたあとでも、

周囲の歯ぐきや骨に炎症が残っていることがあります。

インプラント治療を安全に行うためには、

お口全体の歯周病コントロールが重要になります。


【質問⑦】インプラントを入れたあとも歯周病対策は必要ですか?

はい、とても大切です。

インプラント治療は「入れて終わり」ではありません。

・毎日の歯みがき

・定期的な歯科医院でのメンテナンス

を続けることで、インプラント周囲炎を防ぎ、

インプラントを長持ちさせることにつながります。


【質問⑧】歯周病になりやすい人はインプラントに向いていませんか?

一概に向いていないとは言えません。

歯周病になりやすい方でも、

原因を把握し、セルフケアとプロケアを継続できれば、

インプラントが安定しているケースも多くあります。

大切なのは、

ご自身のお口の状態を正しく知ったうえで治療を選ぶことです。


まとめ|歯周病対策がインプラント成功のカギになります

インプラントと歯周病は、切り離して考えることができない関係です。

  • 歯周病があっても、治療と管理を行えばインプラントが可能な場合がある

  • 歯周病を放置すると、インプラントのトラブルにつながる可能性がある

  • インプラント後も、歯周病対策とメンテナンスが重要

だからこそ、

「インプラントを入れること」だけでなく、

**「お口の健康を長く保つこと」**を一緒に考えていくことが大切です。

しぶや歯科医院では、

歯周病の状態を丁寧に確認したうえで、

患者さん一人ひとりに合ったインプラント治療をご提案しています。

インプラントや歯周病について不安がある方は、

どうぞお気軽にご相談ください。


参考文献・情報提供元

  1. 日本歯周病学会

    「歯周病と全身の健康」

  2. 日本口腔インプラント学会

    「インプラント治療とメインテナンスの重要性」

  3. Lang NP, Berglundh T.

    Periimplant diseases: Where are we now?

    Journal of Clinical Periodontology. 2011.